ナナフシの種類と特徴:ナナフシ目

ナナフシ

ナナフシと言えば、木の枝に擬態することで広く知られている昆虫綱ナナフシ目に属する節足動物の一種です。

ナナフシは漢字で「七節」と書きますが、実は本当に7つの関節がある訳ではなく、「たくさんの節がある。」という意味で「ナナフシ」という名前になっています。

ちなみに、「葉っぱ」に擬態することで知られる「コノハムシ」も、ナナフシ目に分類されるナナフシの一種です。

コノハムシのメス

ナナフシの種類

ナナフシの種類を解説します。

ナナフシ(ナナフシモドキ)

ナナフシ(ナナフシモドキは、日本で最も一般的なナナフシの種類です。

「ナナフシモドキ」という正式名称になっていますが、「ナナフシ」といえば、このナナフシの事を指します。

体長7センチメートル~10センチメートルていど、単為生殖をおこなって繁殖するため、オスはほとんど生息していません。

エダナナフシ

枝のような見た目をしている「エダナナフシ」、交尾中の画像ですが、小さいほうがオス、大きい方がメスです。

緑色の「エダナナフシ」は、「ナナフシモドキ」と混同されることがよくありますが、エダナナフシは「触覚が長い」ので見分けることができます。

緑色のエダナナフシ

「エダナナフシ」はメスの方が体が大きく10センチメートル、オスは7センチメートルほどです。

「エダナナフシ」は、本州・四国・九州に生息しています。

トゲナナフシ

トゲナナフシ」は、その名の通り、背中にトゲトゲを生やした茶褐色のナナフシです。

日本でも本州・四国・九州で生息しています。

体長は7センチメートルほど。

コノハムシ

コノハムシ」は、まるで「木の葉」のような見た目をもったナナフシの一種で、熱帯アジアのジャングルに生息しています。

「コノハムシ」は体長7.5センチメートルほどで、グァバやマンゴーの葉を食べて生活しています。

二ホントビナナフシ(トビナナフシ)

二ホントビナナフシ」は、本州・九州・奄美大島・沖・久米島に生息しているナナフシの一種です。

オスとメスで大きく外見が異なり、オスは茶褐色でメスよりも小さな体をもちます。

二ホントビナナフシのオス

「ナナフシモドキ」と比べて足が短く、胴が太いのが特徴で、サイズは小さめの4センチメートル~5センチメートルほどです。

ヤスマツトビナナフシ

ヤスマツトビナナフシ」は単為生殖をおこなうナナフシの一種で、オスは確認されていません。

サイズは5センチメートルほどです。

全体的に緑色特徴がないのが、「ヤスマツトビナナフシ」の特徴です。

シラキトビナナフシ

シラキトビナナフシ」は、北海道に生息している5センチメートルくらいのナナフシの一種です。

「シラキトビナナフシ」は単為生殖をおこなうため、オスは確認されておらず、メスのみです。

背中に茶色い1本線が入っているのが、「シラキトビナナフシ」の特徴です。

タイワントビナナフシ

タイワントビナナフシ」は、その名の通り九州以南・沖縄・奄美大島・中国・台湾・東南アジアなどで主に生息しているナナフシの一種です。

「タイワントビナナフシ」は、枯れた笹の葉のような「独特の色」をもち、ミズカマキリのような外見をしています。

「タイワントビナナフシ」は大きな翅(はね)をもち、ナナフシの中では珍しく「飛行能力」を持っています。

コブナナフシ

コブナナフシ」は茶褐色で、ナナフシモドキと比較すると「太くて短い」特徴をもつてナナフシの一種です。メスはオスよりも太くておおきい体をもちます。

「コブナナフシ」の体長は、オスが4センチメートル、メスが4.5センチメートルほどです。

コブナナフシ」は、大隅半島・沖縄本島・久米島・宮古島・台湾・中国などに生息しているナナフシです。

オキナワナナフシ(アマミナナフシ)

オキナワナナフシ(アマミナナフシ)」は、その名の通り、奄美大島・沖縄本島・久米島・宮古島・石垣島などに生息しているナナフシの一種です。

「オキナワナナフシ(アマミナナフシ)」は、翅をもたず、大きな体をもつことが特徴のナナフシで、体色は茶褐色~緑色までさまざまです。

メスの方がオスよりも太くて大きく、メスは13センチメートル、オスは10センチメートルほどです。

ナナフシのまとめ

日本にはさまざまなナナフシが生息していますが、ほとんどは飛行能力をもたず、枝のように細長い体をしています。

本州で多く見られるのは、ナナフシモドキ(ナナフシ)・トゲナナフシ・エダナナフシ・二ホントビナナフシあたりです。

ナナフシはどの種も「植物食」であり、多くはバラ科の植物やクヌギ・͡コナラなどの葉を食べています。

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