ムカデの種類と生態:日本のムカデ・世界のムカデ

ムカデ

このページではムカデの種類と生態を解説します!

ムカデ」は、多足亜門、ムカデ綱に属する節足動物で、約4億2000万年前から生息している種族です。

日本でも全国的に見る事ができ、強力なあごと毒腺をもつ危険な生物として一般的には「嫌われ者」です。

ムカデの種類と生態:日本のムカデ

日本で一般的にみられるのは、「トビズムカデ」「アカズムカデ」「アオズムカデ」の3種です。

縄などの南西諸島地域では「タイワンオオムカデ」「ヤンバルオオムカデ」を見ることができます。

トビズムカデ

トビズムカデ」は、トビ色の頭と黒い体、21対の足をもったムカデの一種で、個体ごとに体色の変異がおおきい種です。

トビズムカデ」は、北海道南部から沖縄にかけて全国的に生息しており、ゴキブリ・バッタ・コオロギなどを捕食して生きています。

オオムカデ類に共通する、強力なあごと毒腺をもち、刺されると激しい痛みをもたらし、最悪の場合はアナフィラキシーショックをひき起こす危険な生物です。

アカズムカデ

アカズムカデ」は、赤い頭と足をもつ「トビズムカデ」の亜種です。

アカズムカデ」は、本州で見られる種の中では最大級の大きさをもち、通常で8センチメートル~15センチメートル、最大で20センチメートル近くになることもあります。

アカズムカデ」は、ジメジメした岩の下など、湿度の高い場所を好みます。夜行性であり、気温が10℃以下になる冬季には冬眠をおこないます。

アオズムカデ

アオズムカデ」は、青みがかった体をもつ「トビズムカデ」の亜種で、トビズムカデよりもサイズが小さく、大きいもので10センチメートルほど。

アオズムカデ」は「トビズムカデ」の亜種ですが、「トビズムカデ」よりも個体数が少なく希少なタイプのムカデです。

オオムカデ目に属する「アオズムカデ」は、卵を抱え込んで3カ月ほどかけて子育てを行う習性があります。

タイワンオオムカデ

タイワンオオムカデ」は、ムカデ好きにはお馴染みの、南西諸島地方に生息するカラフルなムカデです。

タイワンオオムカデ」は、本州に生息するムカデに比べて大きな体をもち、20センチメートル~25センチメートルになります。

ムカデ類の寿命は、5年~10年ほどと長く、卵から成体になるまでに3年ほどかかります。

ヤンバルオオムカデ


ヤンバルオオムカデ」は、沖縄のヤンバル(山原)の渓流付近に生息している25センチメートル以上にもなる巨大なムカデです。

ヤンバルオオムカデ」は、美しい青い足と黒い体をもち、幻のムカデと言われています。

ムカデの種類と生態:世界のムカデ

ムカデ」は世界に約3,000種類以上が生息しており、その独特の見た目から「ペット」としても高い人気を誇ります。

ムカデの中でも特に「大型」のムカデや「色の美しい」ムカデはペットとしての人気が高く、ムカデ愛好家の間では数万円単位で取引されています。

ガラパゴスジャイアント

ガラパゴスジャイアント」は、世界最大級のムカデで、30センチメートル~40センチメートルを超える個体も珍しくない。

ガラパゴスジャイアント」は、太くてたくましい体をもち、素早い動きと強力な毒をもつため、飼育する場合には特に注意が必要です。

ハイナンミントブルーレッグセンチピード

ハイナンミントブルーレッグオオムカデ」は、チョコレート色の体に美しい鮮烈なミントブルーの足をもつオオムカデの一種です。

ハイナンミントブルーレッグオオムカデ」は、その名の通り、中国の海南島(ハイナン)に生息している希少性なオオムカデです。非常に美しい体をもちます。

コイチョウタイガーレッグセンチピード

コイチョウタイガーレッグセンチピード」は、タイガーレッグという名前の通り、黒い縞模様のある足をもつオオムカデです。

コイチョウタイガーレッグセンチピード」は、中国南部に生息しており、ペットとしても高い人気を誇ります。曳航肢を振り上げて威嚇します。

インディアンタイガーセンチピード(フミキリオオムカデ)

インディアンタイガーセンチピード」は、和名:フミキリオオムカデ、学名で「ハードウィッキー」とも呼ばれる、言わずと知れた派手な配色のムカデです。

インディアンタイガーセンチピード」は、南アジアと東南アジアの一部に生息しており、毒性が強く、15センチメートルくらいの体をもちます。

アリゾナジャイアント

アリゾナジャイアント」は、アメリカ南西部からメキシコ、中央アメリカに生息するオオムカデの一種です。

アリゾナジャイアント」は、ムカデの中では珍しく砂漠性のムカデで、かなり強力な毒をもち、げっ歯類、爬虫類、両生類などの無脊椎動物や小型脊椎動物を捕食します。

ブラックテール

ブラックテール」は、「アリゾナジャイアント」の基亜種で、その名の通り尾の部分が黒いのが特徴です。

これらの種は、北米で最大級の大きさをもつムカデで、17センチメートル~20センチメートルの体をもちます。

ブラックテール」は地表棲のムカデで、地面にある程度の穴を掘り、暗くなってから行動します。

マレーシアンジュエル

マレーシアンジュエル」は、その名にふさわしい美しい配色をもったムカデです。

マレーシアンジュエル」は標高1700メートルという、高地に生息しているため、低温(14℃~24℃)を好みます。

マレーシアンチェリーレッド

マレーシアンチェリーレッド」は、宝石のような赤い体をもつムカデで、マレーシアのキャメロンハイランドの個体群です。

マレーシアンチェリーレッド」は標高の高い地域で生息しており、標高1000メートルを超えた地域に生息するため、温度は低め18℃~26℃の環境での飼育が好ましいです。

ペルビアンジャイアントオオムカデ

ペルビアンジャイアントオオムカデ」は、世界最大種とされており、「ガラパゴスジャイアント」と並び、体長30センチメートル~40センチメートルを超える巨大なムカデです。

「ペルビアン」という名前でありながら、ペルー原産ではありません。

ペルビアンジャイアント」は巨大な体に強力なあごと毒腺をもち、コウモリ・マウス・ヘビ・スズメ・トカゲ・カエルまでも捕食してしまいます。

この巨大なムカデに噛まれると、人間であってもタダでは済みませんので注意が必要です。

レッドフェザーテール

レッドフェザーテール」は、アフリカ東部やウガンダに生息する珍しいムカデで、その名の通り曳航肢(テール)が羽(フェザー)のような形をしています。

レッドフェザーテール」は、その特徴的な外見からペットとしても人気が高く、温度26℃~30℃の湿度のある環境で飼育することができる。

大きさは、15センチメートル~20センチメートルほどです。

エジプシャンジュエリーセンチビート

エジプシャンジュエリーセンチビート」は、地中海沿岸に生息するムカデの一種です。

エジプシャンジュエリーセンチビート」は、地中海沿岸地域では比較的よくみられる種で、流通も多めです。

ヨロイオオムカデ

ヨロイオオムカデ」と言えば、「ムカデ界の異端児」と呼ばれており、ヤスデに擬態してヤスデのみを専門に捕食ている変態的なムカデです。

ヨロイムカデ」は、ムカデ類では珍しく、動きも非常にゆっくりで、まるで「ヤスデ」のような外見をもったムカデです。

世界のムカデ:その他

レッドレッグ

黒と褐色のグラデーション+ミントブルーレッグ

美しいブルー

オレンジと黒の縞模様+ブルーレッグ

ミントブルー

ムカデの生態

ムカデは強力な毒腺をもち、この大きな毒牙を獲物に突き刺して捕食をおこないます。

この大きな毒牙は、実は「顎肢」と呼ばれる、胴由来の歩脚が特殊化したものです。

ムカデの毒の成分は、ヒスタミン・酵素毒・セロトニンなどが含まれており、ムカデに刺されると激しい痛み、しびれ、灼熱感、紅斑などがおきます。

体質によっては、全身症状が起こることがあり、海外産の巨大ムカデなどに噛まれると重篤症状に陥ることがあります。

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